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文明の衝突と21世紀の日本 (集英社新書)
評価:
サミュエル・P. ハンチントン
集英社
¥ 693
(2000-01)
先週に続いて、また1泊出張。
移動時間を見越して持参したのがコレ。

2〜3年ほど前だったか、下記を読んで衝撃を受けました。
そこからの抜粋が後半の約半分。
筆者の東京での講演内容をまとめたものが冒頭の章に置かれています。
下記のような分厚い本より上記新書版の方がサイズも中身もコンパクトでいいかも知れません。



ハンチントン教授が教えてくれることのエッセンスは・・・

<冷戦時代>
 イデオロギーの衝突(共産主義VS自由主義)
  &
 2極(旧ソ連・米国)とその他各国というパワー構造
<現代>
 文明の衝突(西欧〜イスラム〜東方正教会〜中華・・・全部で8つの文明)
  &
 1極(米国)+多極(地域ごとのリーダー国家)というパワー構造

、、、ということ。
思想・主義で国境が決められていたのは昔のことで、
今は「文明」の境界線が「国境」に修正されつつある、ということです。
東西ドイツがよい例。
そして米国の指導力が弱体化しつつある中で、各地域のリーダー国家が
各地域における指導力を発揮しつつある。=1極・多極体制
そこで、米国は地域のナンバー2国家に肩入れすることで、影響力を維持して
地域リーダー国家のパワーを抑制するという構図。
東アジアでは、地域リーダー=中国、ナンバー2=日本、韓国、と例示すれば
イメージしやすいでしょうか。

そんな中でも、私がもっともおもしろいと思ったのが、次の分析です。

どうしてイスラム国家は暴力に頼る傾向が多いのか?
、、、という問いにハンチントン教授が答える下記2つの解。
特に2つめは大変興味深い洞察だと思います。

1.リーダー国家不在
 オスマン帝国の没落以来、イスラムにはリーダーシップを行使して、秩序を維持し、
 規律を正すような中核国家が存在しない。
2.若年人口の爆発
 イスラム各国は出生率が高く、15歳から24歳までの若年人口が激増している。
 この年代の人口が全体の20%を超えると社会が不安定になり、暴力・紛争が
 エスカレートする傾向は歴史にも例を見て取れる。

つまり、時間とともにこの年代の分厚い層がもっと「大人」になれば、
落ち着いて丸くなって紛争が減少する、と解釈できます。
いくつかの紛争・問題は「時間が解決する」ということでしょうか。

日本では若者の不甲斐無さが取りざたされることが多いですが、
もっと若年人口が多かったならば、若者の世相も違っていたかもしれませんね。
もちろん、人口だけの問題ではなく、戦後からゆとり教育見直しまでつながる
教育理念・体制の問題等々の複合要因でしょうが。

この本を読めば、世界政治の底に流れる潮流が理解できると思います。
世界のニュースに耳を傾けたくなりますよ。

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